【ブリーチは傷むだけじゃない?】美容師が教えるメリットとデメリット | sanoblog

【ブリーチは傷むだけじゃない?】美容師が教えるメリットとデメリット

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ブリーチって髪の毛が傷むってイメージがとても強いと思います。正直傷みます!ですが綺麗なカラーをするにはブリーチが必要な場合もありますし、良くないとは言い切れません。
そもそもブリーチとは髪の毛を脱色し金髪にするものです。する前に本当にブリーチが必要かどうかの判断は大切です。

ブリーチには4つのメリット6つデメリットはあるので現役美容師がお伝えさせていただきます。

ブリーチのメリット

まずは、ブリーチのメリットからのお話。

メリットの良いところ!
1,染まりにくい人でも明るくできる
2,綺麗な色を楽しめる
3,ハイライトやグラデーションなど個性的なカラーができる
4,白髪が気になりにくくなる

などがあるので一つ一つしていきます。

1,染まりにくい人も明るくできる

その人の髪質によっては明るくなりにくい人もいます。染まりにくい人でも明るくハイトーンにすることができます。ハイトーンにできると言うことは自分がしたい色に近づきやすくなります。

2,綺麗な色を楽しめる

通常のカラー剤で染めるよりもブリーチをしてから、色味を入れるとよりはっきりとした綺麗な色が入りやすくすることができます。透明感のあるアッシュ系やベージュ系などの色や薄いピンク系、ハッキリとしたビビットな色も可能になります。

3,ハイライト、グラデーションで個性的にできる

全体的にブリーチするのではなく、ブリーチを使う部分を変えることで個性的なカラーを楽しむことができます。ハイライトであれば細かく毛束を取り、その部分をブリーチすることで立体的な見え方のカラーにできたり、グラデーションであれば毛先だけハイトーンにしたりと普通のカラーとはまた違った楽しみ方ができます。

4,白髪が気になりにくくなる

ブリーチをしても白髪は染まりませんが、見えにくくする効果があります。極端な話、黒髪に白髪があると気になりますよね?黒髪は一番暗い色。白髪は一番明るい色になります。明るさに差がありすぎるから見えて気になると言う視覚効果。
ブリーチをすると、全体が明るくなるので、白髪の明るさに近くなるので見えにくくする効果があります。
白髪染めは暗く仕上がるのが嫌という人はブリーチを使うのも良いかもしれません。

ブリーチのデメリット

もちろんデメリットもあります。みなさんのイメージ通り傷むのが代表的です。

1,髪の毛が傷む
2,色持ちが悪い
3,パーマや縮毛矯正ができなくなる
4,プリン(伸びた部分)が目立つ
5,ブリーチの部分は切ってなくすしかない

6,肌が弱いと刺激(しみる)がある

ブリーチをすることでいくつか気をつけることがあります。ブリーチをする前に参考にしてください。

1,髪の毛が傷む

一度は聞いたことがある、【ブリーチは傷む】です。本当に傷みます。傷むってどうなるのか。髪の毛は主にタンパク質でできています。ブリーチをするとそのタンパク質が壊れてしまい、傷みにつながります。
ブリーチすることで髪の毛に艶がなくなり、髪の毛に硬さが出ます。枝毛や切れ毛にもなりやすく、ダメージによるまとまりの悪さにもつながります。

2,カラーの色持ちが悪い

ブリーチをすると綺麗な色を楽しむことができますが、染めた後の色持ちが良くないです。髪の毛のダメージがある状態になりので色味が抜け出やすいのです。色持ちを良くするにはお家でのカラーシャンプーやカラートリートメントなどでケアする必要があります。

3,パーマ、縮毛矯正ができない場合がある

ブリーチをすると髪の毛の傷み(ダメージ)が出ます。この状態で、パーマの薬や縮毛矯正の薬をつけると髪の毛が薬の力に負けてしまい、綺麗に当たらなかったり、最悪より傷みにつながり切れ毛、枝毛などが悪化する場合があります。

4,プリン(伸びた部分)が気になりやすい

ブリーチをした後はかなりハイトーンになります。ブリーチ後暗く色を入れても日数が経つと抜けて明るくなります。新しく生えてくるのは地毛(黒髪)なので、明るさが違いすぎて、プリンが気になりやすくなってしまいます。

5,ブリーチの部分を無くすには切るしかない

全体的にブリーチし色を楽しんだ後、無くなるまでにかなり時間がかかります。根元から髪の毛は伸びてくるので、カットしていって徐々になくすしか方法がなくなります。パーマや縮毛矯正を今後考えている場合はブリーチをする前によく考えてすることをオススメします。

6,肌が弱いと刺激(しみる)がある

ブリーチはとても強い薬です。肌が弱い人や通常のカラーでもしみる人はかなり頭皮への刺激(しみる)が強いです。かぶれたり、最悪の場合は頭皮がただれたりするので注意が必要です。頭皮につかないように塗ることはできますがその分プリンになるのは早いのでする前に相談した方がいいと思います。

ブリーチでハゲるは嘘!

ブリーチをするメリット、デメリットの紹介をしましたが、【ブリーチをするとハゲる】って聞いたことないですか?あれは全くの嘘です。パーマ剤や通常のカラー剤でも同じことが言えます。ほとんどの人がパーマやカラー、ブリーチを楽しんでいるのにハゲてる人はそんなにいないですよね?ブリーチが直接的にハゲにつながるわけではありません。しかし、ブリーチはお薬の中でも強い方なので頭皮にはあまり良くないと思います。どうしてもブリーチはしたい!っという人は頭皮(根元)につかないように少し空けてするのをオススメします。

まとめ

ブリーチは傷むから悪いというわけではありません。綺麗な色や個性的でおしゃれがカラーを楽しみたい人は全体ブリーチをしても良いと思います。お家でもカラーシャンプー、カラートリートメントなどのケアは大変ですが、なりたい髪色にできます。ですが、デメリットもあります。定期的にパーマや縮毛矯正をする人にはオススメしませんし、髪の毛の傷み(傷み)が気になる人はする前に考えた方が良いかもしれません。する前に考えることは、今後のスタイルやパーマ系の予定なども考えてからすることをオススメします。もしブリーチをする際にお役に立てればと思います。

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